雨樋が壊れても限定的な範囲なら部分交換が可能!

雨樋が壊れても限定的な範囲なら部分交換が可能!

投稿日:2025.9.25

雨樋は屋根から流れてくる雨水をスムーズに排水するための大事な設備です。

 

そんな雨樋が壊れてしまった時、

 

全部交換しないといけないの?

 

という疑問がありますよね?

 

雨樋をすべて交換するとなるとかなり大掛かりな工事になりますし、それなりに費用も掛かります。

壊れたところ以外は正常そうなら、不具合のある範囲だけで済ませられれば出費も抑えられそうです。

 

そこで朗報です!

 

雨樋はいろんな部材が組み合わさって構成されているため、破損があってもその範囲で部分的に交換することができます

 

雨樋を全部交換するのと部分的に交換するのとでは大きな違いがありますから、もし、雨樋を修理しなければいけなくなった時は、部分交換が可能かもご検討してみてください。

 

本記事では、雨樋の部分交換について解説いたします!

 

雨樋の部分交換が可能な理由

雨樋を部分的に交換できる理由は、各部材で組み立てられて雨樋が構成されているからです。

 

各部材とは、

 

・軒樋

・縦樋

・集水器

・継ぎ手

・エルボ

・曲がり

・止まり

・寄せマス

・飾りマス

 

といった部材があります。

 

例えばある範囲のところで軒樋が壊れても、互換性のある軒樋を調達してその破損した範囲で交換すれば元通りにできます

 

ただし、詳しくは後述しますが、部分交換する時は雨樋の互換性がポイントとなります。

 

雨樋の部材についてはこちらの「雨どいの役割と各部位の名称」でご紹介しております。

 

雨樋の全交換と部分交換ではこんなにも費用が違う

状態 費用
継ぎ手が外れている 5,000円〜
部分的な破損、部分補修の場合 10,000円〜
勾配の調整、金具の修理・交換 10,000円〜
ゴミ詰まりの解消 5,000円〜
雨樋の全交換 100,000円〜

全交換と部分交換では工事規模はもちろん、費用も大きく違ってきます。

破損や不具合があるところを除いて、他はまだ正常に機能しているなら部分交換の方が経済的な負担を少なくさせることができます。

 

現在普及している塩ビ製の雨樋の耐用年数は20年ほどです。

まだ10年くらいしか経っていなければまだまだご使用できるかと思いますので、全交換よりも部分交換をお勧めします。

 

富士宮塗装店では雨樋工事にも対応しております。

詳しくはこちらの「雨樋修理」をご覧ください。

 

雨樋を部分交換するメリットと注意点

 

雨樋が破損しても部分交換で対応可能なら全交換よりもはるかにコストを抑えることができます。

交換する範囲にもよりますが、2〜3箇所くらいなら一日で作業を終えることだってあります。

 

費用や作業時間という点では部分交換の方がメリットが大きいでしょう。

 

ただし、足場を組む場合だと雨樋の部分交換だけでは割高になってしまいます。

足場にかかる費用は20万円ほどなので、数万円の工事を行うために足場を組むのはもったいないです。

 

もし、部分交換でも足場を組む必要がある場合は、外壁塗装や屋根工事など他の高所作業を伴う工事もご一緒にご検討していただくことをお勧めします

 

足場の有効活用についてはこちらの「外壁と屋根はセットでおトク」をご覧ください。

 

雨樋の全交換が必要な3つのケース

① 全体的に雨樋の劣化が激しい

変形や歪み、破損、劣化が全体的に出ている場合は部分交換よりも全交換をお勧めします。

交換したところは新しくなりますが、補修を繰り返すことで接合部が脆弱になってきます。

 

交換する量が半分以上あり、中途半端に古いところが残ると近いうちにまたそこで不具合を起こす可能性があります。

補修する回数が増えるとかえって出費が重なってしまうため、全体的に劣化や不具合が見られる場合は、雨樋の全交換をご検討ください

 

関連記事:雨樋は劣化するの?こんな症状はご注意!

 

② 耐用年数を超過している

普及している塩ビ製(塩化ビニール樹脂)の雨樋は20年ほどが耐用年数です。

まわりが正常そうに見えても耐用年数を超過しているため、数ヶ月後、数年後に不具合が出る可能性があります。

 

その場で対処できる範囲なら部分交換も検討の余地がありますが、足場を組む場合は今後のことも考慮して全交換をお勧めします

 

③ 互換性のある部材がない

雨樋は各シリーズごとに形状やサイズが異なっており、互換性のあるものでないと組み合わせできません。

どの雨樋にも対応するわけではなく、互換性のある部材がなければ部分交換できません

 

10年くらい経っていると新製品に代替わりしたり、生産を停止してしまったりします。

生産時期も明確に定められているわけではないため、製品によっては数年で生産を終えてしまうこともあります。

長く使用したい場合は、ロングセラー品や長く互換性を持つ代替え品が出ている雨樋を選ぶことをお勧めします

 

雨樋工事なら富士宮塗装店にお任せください!

ここまで雨樋の部分交換についてお話しさせていただきました。

雨樋は不具合や破損があっても部分的に交換することが可能です。

 

全交換よりも部分交換の方がコストを抑えられますので、限定的な範囲なら部分的に交換ができないかご検討してみてください。

 

富士宮塗装店では雨樋工事にも対応しております。

建物診断や見積もりは無料で実施しておりますので、なにかお困りのことがありましたらお気軽にご相談ください。

 

無料診断はこちらの「プロが見る無料診断」をご覧ください。

 

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