こんな症状には要注意

こんな症状には要注意

投稿日:2018.10.18  更新日:2023.12.26

大切なお住まいを守るために

「外壁塗装は10年に一度」と言われています。しかし、それはあくまでも目安に過ぎません。
塗膜は毎日のように雨や風、太陽光、砂埃、車の排気ガスなど様々な外的な要因によりダメージを負っている状態。ある程度の年数が経てば、塗膜は劣化して防水性や耐久性などが低下します。
塗り替えのタイミングは、建物の外壁材、塗料の種類、立地など条件によって変わってきます。このことからも「外壁塗装は10年に一度」というのが目安でしかないということがお分かりいただけるかと思います。
つまり、「外壁塗装は何年経ったら塗り替えをしなければいけない」という基準はとくに決まっていないのです。
それでは、どうすればタイミングよく外壁塗装ができるか……ということですが、これは実際に建物を見て判断する必要があります。
年数が経過すれば屋根や外壁には色褪せやクラックなど色々な劣化症状が発生してきます。塗り替えのタイミングを図る時は、これらの劣化症状をチェックして判断するのが基本です。
劣化症状は塗り替えをご検討していただく大事なサインです。ご自身でも建物の状態をチェックできるように、どんな症状があるか押さえておきましょう。

この様な症状がでたらご相談ください!
  • チョーキング

    チョーキング

    チョーキングは症状の中でも確認しやすいですから、ぜひ試していただきたいです。チョーキングとは、白亜化とも呼ばれており、外壁に触れた時に白い粉が付着します。
    これは紫外線や熱、雨、風などが原因して塗膜の樹脂結合が破壊され、塗料に含まれる顔料が粉化物として浮き出てくる現象です。
    当然ですが、塗膜の機能性は低下して建物を保護できない状態になっています。チョーキングは劣化の初期症状なため、このタイミングで塗り替えを考えていただく代表的なサインです。

  • 外壁塗装の剥がれ

    外壁塗装の剥がれ

    外壁を見たら塗膜がボロッと剥がれていた……なんてことはありませんか?
    塗膜の劣化過程は「褪色→白亜化(チョーキング)→クラック→剥離」で進みます。つまり、塗膜剥離は、かなり劣化が進んでしまっている状態ということです。
    経年劣化以外にも施工不良で塗膜が剥がれてしまうことがありますが、どちらにしても下地が露出して建物のそのものにダメージを負ってしまう状況ですから、早めに塗り替えを行なっていただく必要があります。

  • ひび割れ(クラック)

    ひび割れ

    建物や外壁は不動と思われるかもしれませんが、地震や風、車の振動、外壁材の熱膨張・収縮など様々な要因によって動きがあります。
    建物はこれらの動きに追従しますが、経年劣化で不具合が発生します。外壁に亀裂が入っているのを見たことがあるのではないでしょうか?
    外壁の亀裂を専門用語で「クラック」と呼びます。クラックには、クラック幅0.3mmと比較的に軽微な亀裂とされる「ヘアークラック」とクラック幅0.3mm以上の耐震性に影響し、緊急性の高い亀裂とされる「構造クラック」の二つに区分されます。
    クラックは内部に水が入り込み、外壁そのものにダメージを負わせる状態です。長期間、水が染み込む状態だと外壁が脆くなり、崩落する危険性もあります。
    その他にも雨漏りやシロアリ、構造体の腐食など被害が大きくなる可能性があり、クラックが発生している場合は、早めに専門業者に相談して対処することが大事です。

  • コケ・カビ・藻の発生

    コケ・カビ・藻の発生

    塗膜の劣化は、コケやカビ、藻を発生させます。とくに日陰や風通しが悪い、湿気がこもるなどの環境下にある北側や西側は、コケやカビ、藻を発生しやすいので注意が必要です。
    建物も古く見えてくるため、美観性が低下します。また、保水性を持つようになるため、外壁などの部材そのものの劣化を早める原因にもなります。カビは喘息やアレルギーなどの健康被害も及ぼしますのでご注意ください。

  • コーキング劣化

    コーキング劣化

    コーキングはサイディングボードの継ぎ目やサッシまわり、部材の接合部などに充填されている樹脂を原料とする防水剤です。
    耐用年数はそう長いものではなく、一般的なものだと5〜10年程度となっています。劣化するとひび割れや剥がれ、縮み、破断などの症状が発生します。
    コーキングは建物の防水性と気密性を保つ役割を担い、当然ですが、劣化すればその機能性が低下します。外壁材の下には防水紙が張ってありますので、すぐになにか問題が起こるというわけではありませんが、劣化が早まる原因でもあり、放置する期間が長期にわたれば雨漏りを起こすリスクも高まります。
    コーキング工事は外壁塗装と一緒によく行われますので、メンテナンスの時は同じタイミングで行うことをおすすめします

  • 鉄部サビ

    鉄部サビ

    鉄は風化すると錆を発生させて朽ちてしまいます。建物には玄関やシャッター、雨樋の吊り金具、雨戸、霧除け庇など金属部材も使われています。
    メッキや塗膜で風化を防いでいますが、その保護層も経年によって摩耗します。色褪せやチョーキングなどの症状が発生していたら塗り替え時期にきています。鉄部は錆に注意しなければなりませんので、他のところよりも早めに塗装をご検討していただくことをおすすめします。

早めに対処したほうがいい理由

塗膜の劣化は、建物の見栄えの問題だけと勘違いされてしまうことがよくあります。確かに、色褪せやチョーキングのように劣化の初期症状ならすぐに対処しなければならないというわけではありません。初期症状であれば、短期間で大きな問題になりませんから、数年おいても大丈夫なこともあります。
しかし、塗装は建物を保護する大事な役割を担っています。保護する機能が果たせなくなれば、建物そのものにダメージを負わせてしまうため、本来なら塗り替えのみで済んだのが、外壁補修や部材の交換など余計な工事まで必要になり、修理費の負担を増やしてしまうかもしれません。
これからも長く大切なお住まいをお使いいただくためには、適切な時期に塗装を行うことが大切です。富士宮塗装店は、建物診断を実施しております。富士宮塗装店で外壁塗装を施工する際には、塗装を塗るだけではなく、コーキングやパテで埋める処理、場合によっては、サイディングの交換や修理もご提案しておりますので、まずは、お気軽にご相談ください。

無料診断はこちらの「プロが見る無料診断」をご覧ください。
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