外壁塗装工事の理想的な塗替え周期

外壁塗装工事の理想的な塗替え周期

投稿日:2023.8.8  更新日:2024.3.19

塗装は見栄えを良くするだけ、と思われていませんか?建物の美観性を整えることも重要ですが、塗装は見栄えだけでなく、もっと大切な建物を保護するという役割も担っています。

 

大切なお住まいを長期的にご使用いただくためには、定期的に塗装工事が必要です。お住まいを長持ちさせるためにも、適切なタイミングで塗替えをご計画ください。

 

本記事では外壁塗装工事の理想的な塗替え周期をお伝えしていきたいと思います。

 

【塗装を考えていただく症状と年数】

外壁塗装工事の理想的な塗替え周期

ご存知の方はいると思いますが、塗装の理想的な塗り替え周期は、外壁が6年から10年、木部・鉄部は3年から7年と言われといます。

 

もちろん、最近ではとても上質な塗料が多数でてきていますので、良い塗料でしっかりと塗装工事をすることによって、耐久年数を延ばすことが可能になってきておりますが、以下のような状態が一つでもありましたら、専門の塗装業者さんに診断してもらうことをお勧めします。

 

【劣化症状】

1:ツヤがなくなってきた

2:色があせてきた

3:触ると手に粉がつく

4:汚れやヒビが目立つ

5:カビやコケがはえてきた

6:サビが出ている

 

これらの劣化症状は塗装が必要なサインです。このようなサインを見逃してしまわないように日頃から建物の状態を見ておきましょう。

 

劣化症状についてはこちらの「こんな症状には要注意」をご覧ください。

 

【新築と塗替えは工事時期が違います】

外壁塗装工事の理想的な塗替え周期

外壁塗装工事で注意していただきたいのが、「新築」と「2回目以降の塗替え」のケースです。これらは塗装時期が異なりますのでご注意ください。

 

「新築」は基本的に10年目を目安に外壁塗装をご検討ください。外壁材などの使用されている外装材によってもメンテナンス方法が異なりますので、できれば新築を建てた業者か塗装業者に塗替えが必要か相談しましょう。

 

「2回目以降の塗替え」は、塗装されている塗料の耐用年数と劣化症状で塗替えが必要か判断します。外壁塗装で使用する塗料は、アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素などがあり、それぞれ耐用年数が違います。

 

・アクリル:5〜7年

・ウレタン:7〜10年

・シリコン:10〜15年

・フッ素:15年〜

 

塗料の詳しいことはこちらの「塗料について」をご覧ください。

 

2回目以降の塗替えは上記塗料などの耐用年数を目安に、発生している劣化症状も見て時期を判断しましょう。

 

【外壁塗装しないままにするとどうなる?】

外壁塗装工事の理想的な塗替え周期

冒頭でもお伝えしましたが、外壁塗装は大切なお住まいを維持していくために必要なメンテナンスです。どのように保護するかというと塗料が硬化して形成する塗膜が建物を覆い、風雨や太陽の紫外線など様々な汚染から保護してくれます。

 

また、工事では塗装以外にコーキング(シーリング)工事も行います。コーキング工事は建物に生じる隙間を塞ぎ防水性と気密性を保っています。その他、劣化が進んだ箇所は損傷を受けている場合がありますので、塗装工事ではこれらの損傷部も直します。

 

コーキング工事についてはこちらの「下地調整の重要なポイント1 コーキング処理」をご覧ください。

 

このように外壁塗装をすることによって建物全体の耐久性が高まり、機能性の向上と快適な生活環境の改善につなげることができます。

 

ですが、もし外壁塗装をせずに放っておいてしまったらどうなるでしょうか?建物は風雨にさらされつづけていますから、水が內部に浸透しやすくなり、外壁の脆弱化、木部の腐食、鉄部のサビなどどんどんダメージを蓄積していきます。

 

建物の構造体は防水紙に覆われておりますので、すぐに雨漏りするというわけではありません。しかし、水に触れやすくなると劣化も早まります。また、多湿や水気が多いとシロアリを寄せ付ける原因です。シロアリは柱や土台など大事な構造体を食べてしまうため、もし被害を受けてしまったら大変です。

 

外壁塗装をせずに放置することで被害は広がっていき、その分だけ修理費用がかさんでしまうため、できるだけ塗装は古いままにせず、適切なタイミングで工事することが大切です。

 

富士宮塗装店は無料で建物診断を実施しております。これから外壁塗装をお考えの方は、ぜひ当社の無料診断をご利用ください。

 

無料診断はこちらの「プロが見る無料診断」をご覧ください。

 

【塗装はDIYよりもプロにお任せください!】

外壁塗装工事の理想的な塗替え周期

ここ最近では、DIYが流行っているため、ご自分で塗装するという方も多いと思います。もちろん、きちんとした順番を守ればご自分で塗装されても十分きれいに塗れると思います。

 

ただ、綺麗に濡れていても、下地の処理の仕方や手順、そして塗料の質など、プロだからこそのきめ細やかな技術が必要になることが出てきます。ご自分で塗っても、色が直ぐに剥げてきてしまったり、乾いてみると色むらがあったりと、そのような状態になると、せっかくのお金も無駄になってしまいますよね。

 

そうなると業者さんにご依頼することになりますが、お見積りをだしてもらう際には、最低でも3社以上の無料見積りをおすすめしております。大事なお家をリフォームされるということは、とっても一大イベントでございます。ですから、お一人でも多くのお客様に、快適な暮らしをしていただきたい!!という願いでございます。

 

外壁塗装の見積もりについてはこちらの「料金について」もご参考にしてください。

 

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