大切なお住まいを守る定期点検のすすめ

投稿日：2025.2.27

建物は年数の経過にともない次第に劣化してきます。雨や風、太陽光、車や工場などの排気ガスなど様々な要因にさらされ、長くご使用いただくためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。

「汚れや色褪せ、クラックなど目に見える症状が出てくればメンテナンスを考えればいい」

実はこのタイミングだと手遅れになってしまうこともあります。当店では、なるべく劣化が進む前の症状が軽いうちにメンテナンスのご計画を立てていただきたくことをおすすめします。

そこで、ぜひご検討していただきだいのが、定期点検の実施です。定期的に点検を実施することで、不要な工事をせずに大切なお住まいを維持することができます。

本記事では、お客様の大切なお住まいを守る定期点検についてお伝えします。

大切なお住まいを守る定期点検のすすめ

建物は常に外にさらされてダメージを負っています。築年数を重ねるごとに劣化が進行するため、今後も維持できるようにその都度メンテナンスを行います。

劣化症状はメンテナンスを考えていただく大事なサインですが、突然、症状が大きくなるというものではなく、徐々にダメージが蓄積していって症状が大きくなっていきますから、それに気づくことは中々難しいものです。数年から十数年かけて症状が出てくるため、毎日注意深く観察するのは無理ですよね。

そこでぜひ実施していただきたいのが定期点検の実施です。

住まいのプロが点検を実施しますので、メンテナンスが必要な劣化症状や今後ご計画していただくメンテナンスなどを詳しくお知らせすることができます。劣化が進行する前に動き出すことができますので、不要な工事を回避でき、お住まいに掛かる維持管理への費用負担も軽減できます。

点検時期はいつ頃始めればいい？

れにいち早く気づくことは中々難しいものです。

お住まいの点検時期は、新築でしたらまずは10年目が目安です。もしかすると家を建ててもらった業者から定期点検の案内がありませんでしたか？近年の建物は建材の技術向上により長持ちするようになりましたが、10年もすると様々な劣化症状が出てくる頃です。

築10年目になりましたら、まずは点検の実施をおすすめします。点検時にメンテナンスの案内があると思いますので、業者とお打ち合わせして適切な時期に工事を行いください。メンテナンスを行った10年目以降も数年間ごとに定期点検をおすすめします。

富士宮塗装店ではアフターフォローで数年ごとの定期訪問を実施しております。メンテナンスした後もまた劣化が進み、再度メンテナンスが必要になりますので、タイミングよく次のメンテナンスに取り掛かれるようにメンテナンス後の定期点検も実施ください。

点検することでわかること

大切なお住まいを守る定期点検のすすめ

点検では、お客様がいま抱えているお住まいのお悩みごとやご希望、築年数、メンテナンスの有無などをヒアリングいたします。その後に塗装の色褪せやチョーキングの有無、クラック、シーリングの劣化、雨どいの中にゴミ詰まりがないか、屋根の状態など建物を細かく調査いたします。

点検することで建物の現状や必要なメンテナンス、今後行うことになるメンテナンスなどがわかります。いつメンテナンスをすればいいか事前に把握できることにより、工事のタイミングを逃しません。当店での無料診断ではお客様にも立ち会いをお願いし、お住まいの現状を一緒に確認いただきます。

当店の無料診断についてはこちらの「プロが見る無料診断」をご覧ください。

定期点検を実施するメリット

定期点検を実施するメリットはこちらの3つがあります。

① 問題を早期に発見し、対処できる

② 修理費の負担を減らせる

③ 建物が長持ちし、資産価値を守れる

上記3つのメリットについてご説明いたします。

① 問題を早期に発見し、対処できる

定期点検を実施することで劣化をいち早く見つけることができ、被害が大きくなる前に対処できます。軽微な欠損でも大きさや場所によって補修した跡が目立つことがあります。症状が小さいうちに対処すればお住まいの美観性も維持できます。

② 修理費の負担を減らせる

問題を早期に発見し、対処することで被害の拡大を抑え、結果的に修理費にかかる負担も減らせます。被害が大きくなるほど工事規模はでかくなり、相対的に費用も高額になる傾向です。節約のためにメンテナンスを後回しにしてしまうと、不要な工事まで増えてしまいかねませんので、なるべく症状が軽いうちに対処するのが理想です。

③ 建物が長持ちし、資産価値を守れる

一度劣化が進めば元に戻すことはできません。なるべく症状が軽いうちにメンテナンスを行うことが望ましいです。定期点検を実施して問題を早期発見し、早めに対処することで建物の老朽化を防ぐことができ、同時に大切なお住まいの資産価値を守ることにつながります。

訪問販売業者による点検商法にご注意！

近年では訪問販売業者の「点検商法」のトラブルが多発しております。点検商法とは建物を指摘して無料点検を口実に工事契約まで促そうとする手法です。悪質な業者だとわざと損傷させて工事を迫ってくるため、安易に点検させないことが大切です。

もし、訪問販売業者から指摘を受けても屋根に登らせずお断りをしてください。指摘されたことが気になる場合は、他の業者に声をかけて事情をお伝えし、問題がないか点検してもらいましょう。当店でも訪問販売業者から指摘されて不安だから見てほしいとご相談をよくいただきます。もし訪問販売業者がきて、なにか指摘されましたら確認させていただきますのでお気軽にご相談ください。