雨樋は劣化するの?こんな症状はご注意!
投稿日:2025.3.24
屋根や外壁に雨樋があるのは皆さんご存知ですよね?当たり前のようにある雨樋。
ですが、意外と「劣化するもの」ということはあまり気にされていないように思えます。
どれもそうですが、ずっと維持できるものはありません。年数とともに傷んでくるものですので、時期がきましたら状態に応じて修理や交換を行いください。
こちらの記事では雨樋が劣化する原因と点検や修理が必要になる劣化症状について解説いたします。
雨樋はどうして劣化する?その原因とは?
ここでは雨樋が劣化する原因についてお伝えします。
雨樋が劣化する原因は多岐にわたります。
原因を一つずつご紹介していきます。
① 経年劣化
現在普及する一般的な雨樋が塩化ビニール製です。こちらは20年程度が耐用年数となります。
経年劣化するものなので、ある程度の年数が経てば交換が必要です。
他にも雨樋は素材に種類があり、耐用年数はこのようになっています。
・ガルバリウム鋼板:20〜30年程度
・銅:30年程度
② 強風にあおられる
雨樋は風にあおられるところにあります。強い風にあおられると破損や飛散などが起きることも。
そこまで劣化が進んでいなくても被害を受けてしまうことがあり、風が強い日は注意が必要です。
自然災害なら火災保険を利用して修理できます。
当店でも火災保険に対応しておりますのでお気軽にご相談ください。
火災保険についてはこちらの「火災保険・地震保険利用」をご覧ください。
③ 落雪
雪が降る地域は落雪にも注意が必要です。
屋根から滑り落ちてきた雪が軒樋にのしかかると重みで落ちてしまいます。
屋根に雪止めがあれば落雪を軽減できます。
雪止めは後から取り付けることができるため、もし雪止めがない屋根でしたら雪止めの後付けをご検討ください。
④ 落ち葉や枝などゴミが溜まる
家の近くに公園や林、植栽などがあるところは、雨樋の中にゴミが溜まりやすい環境です。
鳥が巣作りのために材料を雨樋に溜め込むこともあります。雨樋の中にゴミが溜まると水を堰き止めて流れを悪くさせます。
排水が滞ると雨樋から水が溢れてきて外壁や基礎なども汚れて劣化を早めます。
落ち葉などの侵入を防ぐには「落ち葉よけネット」がおすすめです。
⑤ 太陽からの紫外線
塩化ビニールは太陽の紫外線が弱点です。
紫外線の影響を受けることで素材自体が硬化して柔軟性を失い割れやすくなります。
前述したように耐用年数は20年程度となっております。
⑥ 異種金属による腐食(銅やガルバリウムの場合)
雨樋はガルバリウム鋼板や銅などの金属製もあります。
金属で注意しておかなければならないのが「異種金属接触腐食」です。
これは異なる金属が接触することで発生する腐食現象。
接触する金属の電位差によって発生し、電位の低い金属が腐食します。
雨樋にこんな症状が出ていたら点検や修理を!
① 隙間から水が漏れている
水漏れは軒樋や集水器で発生しやすいです。
原因は継ぎ目の隙間やそれを塞ぐ接着剤などの劣化によるものです。
高いところから水が漏れていると騒音でご近所トラブルに発展することもあるため、ご近所迷惑にならないように早めの対応が大事です。
② 雨樋が歪んでいる又は破損している
経年劣化や風の影響で雨樋に不具合が出ている状態です。
その状態を元に戻すことは難しいため、他のところが正常なら変形や破損している範囲で部材を交換しましょう。
放っておくと破損した雨樋が風に飛ばされたり、大量に水が漏れてきたりする可能性があります。
③ 雨樋が耐用年数を超えている
雨樋の耐用年数を超えていれば、それは交換する時期にきています。
大きな損傷がないと交換するタイミングが難しいと感じると思います。
雨樋を交換したほうがいいのか判断にお悩みでしたら、一度専門業者に状態を見てもらうことをおすすめします。
雨樋工事なら富士宮塗装店におまかせください!
ここまで雨樋が劣化する原因と点検や修理が必要な劣化症状についてお伝えしてきました。
雨樋は少し地味な印象を受けるかもしれませんが、建物には欠かせない大事な設備です。
こちらも年数とともに不具合が出てきますので、適切なタイミングで点検と修理を行いください。
尚、雨樋工事は足場が必要です。外壁塗装など足場を設置する工事を行う際は、雨樋工事もご一緒にご検討ください!
富士宮塗装店は雨樋工事も承っております。
建物診断や見積もりは無料で実施しておりますのでお気軽にご相談ください!
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静岡県富士市、富士宮市、沼津市、裾野市、御殿場市で、塗装工事、屋根工事のことなら、富士宮塗装店へお気軽にご相談ください。