外壁塗装を行う時期
投稿日:2018.10.24 更新日:2023.10.31
「そろそろ外壁塗装をしようかな?」
そう思い立ったときに「外壁塗装はどの時期がやりやすいのだろう?」とこのような疑問が浮かんだことはありませんか?
最適な外壁塗装を行う時期はいつなのでしょうか?
大切なお住まいを守っていくためには定期的に塗装する必要があります。
ここでは外壁塗装を行う時期についてお伝えしていきたいと思います!
【外壁塗装の人気シーズンは春と秋】
外壁塗装の人気シーズンは「春」と「秋」です。
つまり、
春、3,4,5月
秋、9,10,11月
外壁塗装はこの時期がとても人気なんです。
なぜ春と秋が人気なのかというと、気温や天候が安定していて工事や生活がしやすいからです。
しかし、この時期をご希望する方が多いということは、どの業者も繁忙期となりますので、早めに動き出しておかないと予約がすぐ埋まってしまい、ご希望する時期に工事ができません。
たしかに春と秋は工事しやすい時期かもしれませんが、工事を行う上でなにもかもベストかというと当然違います。
さらに外壁塗装は基本的に一年中できる工事です。
ちゃんと適切な施工法で工事をすれば品質に影響はありません。
つまり、外壁塗装を行う時期は季節で左右されるものではなく、お客様のご事情や家の状況等を考慮して最適な工事時期が決まるのです。
【外壁塗装・屋根塗装の最適な時期を判断するために重要な2つのポイント】
外壁塗装は基本的に一年中できるということを踏まえて、それではいつが最適な工事時期であるか判断するための大切なポイントをお伝えします。
外壁塗装・屋根塗装の最適な時期はこちらの2つのポイントが鍵となります。
①外壁材や塗装の耐用年数が過ぎている
②家に劣化症状が発生している
塗装は10年サイクルが目安となっております。
ですが、外壁材や塗料は耐用年数というものがありますので、「初めて塗装する場合は現在の外壁材の耐用年数を目安にする」「2回目以降の塗装は使用した塗料の耐用年数を目安にする」この2点で塗装時期を判断しましょう。
また、こちらの「②家に劣化症状が発生している」についても次の項でご説明いたします。
【塗装が必要な劣化症状】
屋根塗装や外壁塗装は、だいたい100万円前後の高額な工事です。
簡単にやり直せる工事ではありません。
塗装が必要な時期になると家に劣化症状が現れます。
もちろん焦って工事を行う必要のない症状もありますので、どのような症状だと塗装が必要かご紹介いたします。
【①外壁に艶がない】
塗装が劣化して耐久性が低下している状態です。
塗装が劣化すると水が染み込みやすくなり、外壁そのものにダメージを与えてしまいます。
光沢感が低下することを「艶引け」と呼びます。
劣化の初期段階でして、更に劣化進むとチョーキングやクラックまで発展するため、この症状が確認できたら塗装診断士に依頼して調査してもらうことをおすすめします。
【②外壁面の汚れ】
外壁が汚れていても塗装が劣化しているとはかぎりません。
しかし、水洗いしても汚れが落ちにくくかったり、汚れがつきやすくなったりしている場合は、塗装の性能が低下している可能性があります。
外壁が汚れているからといってすぐに塗装工事が必要なわけではなく、焦らなくても大丈夫です。
ただし、コケやカビが発生している場合は、根を張る恐れがありますので、こちらも一度塗装診断士に調査してもらうことをおすすめします。
【③外壁面のチョーキング※塗装の時期】
チョーキングは塗膜の樹脂結合が破壊されて、顔料が浮き出てきている状態です。
防水性能が低下しているため、水が染み込みやすくなっており、この後はクラックなどの劣化症状に発展します。
外壁に触れたときに白い粉が付着すればチョーキングが起きている証拠なので、塗装工事をご計画ください。
雨水も建物内部に侵入しやすくなり、そのままにしておくと、シロアリなどの被害で高額リフォームが発生してしまう危険性があります。
【④藻やカビが繁殖※塗装の時期】
建物はなにも遮るものがないため、風雨や太陽光にさらされている状態です。
外壁や屋根は胞子の付着や湿気によって藻やカビが発生します。
藻やカビは劣化を進行させ、さらには根を張って定着してしまいます。
簡単な洗浄では落としきれないこともありますので、藻やカビが広範囲に繁殖する前に塗装診断士にご相談ください。
【⑤クラック(ひび割れ)※塗装の時期】
クラックとはひび割れのことです。
経年劣化で塗装が摩耗するとクラックを起こします。
塗膜内でとどまるクラックを「ヘアークラック」と呼びます。
さらに損傷が進むと、今度は外壁内部までクラックを起こし、これを「構造クラック」と呼びます。
構造クラックは建物の強度や耐震性に関わる緊急性の高い状態です。
雨漏りの原因にもなりますので、もしクラックを発見したら早めに対処することをおすすめします。
【⑥塗膜の剥がれ※塗装の時期】
塗膜が剥がれていると外壁下地が露出し、水が内部に染み込んでしまいます。
この状態が長期間つづくと外壁の崩落、雨漏りへと発展する危険性があります。
被害が大きくなるほど工事規模が大きくなり、本来しなくてもよかった余計な工事を行わなければいけなくなり、工事費の負担も大きくなります。
塗膜の劣化は「色褪せ→チョーキング→クラック→塗膜の剥がれ」という流れで進みます。
なるべくチョーキングの段階で対処できることが望ましいです。
【⑦塗膜の膨れ※塗装の時期】
外壁材は熱を溜める性質を持つものもあり、蓄熱が原因して水分の蒸発により塗膜内部から押し上げられ、ぷっくりと膨れてしまう現象が起きます。
これをよく「塗膜の膨れ」と呼んでいます。
塗膜の膨れは、高圧洗浄やケレンなどの下地処理の不良や塗装乾燥時間の誤り、塗装の施工ミスなどでも起きます。
塗膜が下地に密着していない状態のため、そのまま放っておいてしまうと更に被害が広がってしまいます。
劣化症状についてはこちらの「こんな症状には要注意」をご覧ください。
【塗装が必要かな?と思ったら富士宮塗装店にご相談ください!】
「年数の経過」と「劣化症状」は塗装時期を判断するための大事なポイントです。
塗装時期を逃してしまわないように普段から建物の状態を見ておくことが大切です。
また、塗装が必要か気になったら優良な業者さんに依頼して建物を診断してもらうことをおすすめします。
弊社では、現地での外壁調査、診断書の作成、御見積作成ともに、何度ご依頼頂いても無料で行ってます!!
なかには、外壁調査、御見積作成ともに一度のみ無料、その後は料金が発生してしまう業者さんも数多くあるようですので、できれば何度でも無料で行ってくれる、優良な業者さんをお選びになることをおすすめします。
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“mu”
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