こんな症状が?屋根に登らなくてもわかる雨漏りのサイン

こんな症状が?屋根に登らなくてもわかる雨漏りのサイン

投稿日:2019.3.27  更新日:2023.12.26

雨漏りは早期の動き出しが大事です。

皆さんもお分かりのとおり、雨漏りは気づくのが遅くなればなるほど被害が大きくなり、修理費の負担も増してしまいます。

 

被害を最小限に抑えるには、ちょっとした異変も放置せず、適切な対応をとることです。

雨漏りというと天井から水が滴ってくるイメージを持つかもしれませんが、「これくらいなら大丈夫」と見過ごしてしまうような軽い症状もあります。

 

しかし、表に現れているのはほんのちょっとした症状でも、内部では柱など大事な構造体が濡れて大変なことになっているかもしれません。

建物への被害が手遅れになってしまわないように、ちょっとした異変も見逃さないこと、これがとても大事です。

 

本記事では、雨漏りを疑う症状を解説いたします。

そして、もし症状を発見したら、取るべき3つの対応をご紹介させていただきます。

 

【こんな症状があれば要注意!雨漏りのサイン】

それでは雨漏りを疑う症状を確認してみましょう。

もし下記の症状が発生していましたら、雨漏りしているサインかもしれません。

見逃してしまわないように、こちらの症状を押さえておきましょう。

 

【雨漏りを疑う症状】

・天井や壁紙が湿っている

・床が濡れている

・窓枠が濡れている

・フローリングが変色している

・天井や壁、床が反っている

・障子や襖が反って、うまく開閉できない

・窓に隙間がある

・一定の範囲だけ結露がひどい

・特定の部屋のみカビが発生する

・壁や天井の中から水が滴る音が聞こえる

・外壁にクラックがある

・外壁が歪んでいる

・バルコニーの床がひび割れている又は塗膜が剥がれている

 

特に雨漏りは結露と勘違いされやすいので注意が必要です。

壁のシミもちょっとくらいなら気にならないかもしれませんが、それが雨漏りしているサインの可能性もあります。

 

調べてみて雨漏りしていなかったという方が、雨漏りを放置するよりもずっといいですから、気になる症状があれば必ず専門業者に点検してもらってください。

 

雨漏りは必ずしも目に見える形で症状が出るとはかぎらないということも重要なポイントです。

目視で確認できないからこそとっても厄介な状況なため、10年を目安に定期点検もご検討ください。

 

富士宮塗装店は無料で建物診断を実施しております。

建物の状態が気になっている方は診断いたしますので、お気軽にご相談ください。

 

無料診断はこちらの「プロが見る無料診断」をご覧ください。

 

【もし症状があったら大事なこと三か条】

冒頭でもあったように、雨漏りを見つけたら早急に対応を取ることが大事です。

もし、先ほどお伝えした雨漏りを疑う症状を発見したら、下記の3つ対応を心がけてください。

 

【もし雨漏りの症状があったら大事なこと三か条】

①放っておかない

②応急処置をして、すぐに業者へ連絡

③転落の危険があるため、高所は自分で処置を行わない

 

【①放っておかないこと】

こんな症状が?屋根に登らなくてもわかる雨漏りのサイン

雨漏りの恐ろしいところは、一次被害と二次被害があること。

どれも大きな被害ですから、放置は禁物です。

 

一次被害は、雨漏りによって柱などの建物の構造体が濡れて老朽化を早めること。

耐震性の低下につながりますので、建物の安全性が失われてしまいます。

 

続いて二次被害です。

二次被害はシロアリを寄せつけたり、お部屋の内装材、家具、家電などを汚損させてしまうこと。

シロアリは濡れた木材が好物です。

 

もし、シロアリに食べられてしまったら、柱はスカスカになり、建物を支えられなくなってしまいます。

シロアリは建物の天敵なため、寄せつける原因を作らないように気をつけましょう。

 

【②応急処置をしたら業者へ連絡】

こんな症状が?屋根に登らなくてもわかる雨漏りのサイン

雨漏りを見つけたら、まず行うことが応急処置です。

これくらいなら……と思っているうちが、一番被害が少ない状態です。

 

これを放置するとどんどん状況が悪化してきますので、早めに手を打つことが重要です。

応急処置は、なるべくお部屋が濡れないように、レジャーシートなどを敷いて、水が落ちてくるところは、バケツで受けましょう。

 

壁が濡れている場合は、クロスが剥がれたり、カビが生えたりするのを防ぐためにこまめに水気を拭き取りください。

症状が軽いうちに手を打っておけば、余計な工事を増やすことなく、修理費が膨れ上がることも防げます。

 

【③高所の処置は行わない】

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雨漏りの原因が屋根など高所にある場合もあります。

前項で早急な応急処置が大事と言いましたが、高所である場合は、自分で行わないことです。

 

屋根など高所の場合、転落する恐れがあり、大変に危険です。

もし怪我でもしてしまったら元も子もありません。

 

無理して手をつけたとしても、できることは応急処置で、本格的に雨漏りが直るわけではありませんから、処置が高所である場合は、専門業者に問い合わせて応急処置をしてもらいましょう。

 

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