静岡県富士市 雨樋工事｜鼻隠しの劣化。木部は腐食する前に！
投稿日：2024.7.21
前回に引き続き、静岡県富士市の外装工事をレポートします！
本日は吊り金具の撤去と鼻隠しの状態をご紹介します。
前回の現場レポートはこちらの「静岡県富士市 雨樋撤去工事｜雨樋の耐用年数はどれくらい？」をご覧ください。
雨樋工事｜吊り金具撤去
軒樋を撤去したら吊り金具を撤去します。
この金具は釘で打ち込んでいるので、引き抜けるものは引き抜いていきます。
水に触れるところなので釘が錆びてしまっているものも多くあります。
釘が錆びているとこのように引き抜こうとすると折れてしまいます。
釘が出っ張っていると見栄えが悪くなりますので、表面を削って平らに均しました。
鼻隠しの劣化。木部は腐食する前に対応することが大事！
釘はバールを使って引き抜きますが、鼻隠しが傷んでいたため、引き抜きに耐えきれず抉れてしまいました。
木材は水分を溜めていると脆くなります。
塗装で保護するのですが、古くなって水が染み込みやすくなると腐食を起こしてしまうため、定期的に塗装する必要があります。
木材が腐食するとそれを餌にシロアリが寄ってきてしまうので、そのまま放置するのはリスクが高すぎます。
シロアリは深部から侵食し、表に出てくる頃にはだいぶ内部がやられてしまっている状況なので、被害を防ぐために5年を目安に防蟻処理を行うことをおすすめします。
抉れたままにすると水が入ってきてしまうため、ここは板金巻きをして補修します。
ガルバリウム鋼板なら錆びにも強いので、長くご使用いただけます！
それでは本日の現場レポートはここまでです。
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