塗装屋選びに失敗しないために
投稿日:2018.10.18 更新日:2024.2.22
-
自社施工かどうかを確認
業者には自社施工で営業しているところと、工事を下請けに依頼して営業するところがあります。 自社施工店はお施主様と直接繋がり、お打ち合わせから施工、お引き渡しまで一貫してお付き合いすることになります。
それに代わり工事を下請けに依頼している業者は、お客様との間に下請け業者が入ることになります。お施主様とお打ち合わせした人と違う人が工事を行うことになるため、これまで決めてきた内容と違う工事がされてしまうなど、意見の食い違いが発生しやすい構造です。
当社としましては、お施主様とお話をさせていただく人がそのまま作業する自社施工店をおすすめしたいです。下請け業者に任せていると工事の食い違いだけでなく、中間マージンも発生して余分な費用が発生します。自社施工店ならお施主様に適正な価格で工事をご提供できます。 -
職人さんや会社の資格を確認
塗装業者は特別な資格や許可がなくても営業できます。敷居が低く、それだけ参入しやすい業種ということはいいでですが、それによって弊害も起きています。塗装はただ塗料を塗ればいいというものではなく、高度な技術や知識が必ず必要です。杜撰な施工をすれば、当然工事の質が下がります。
これにより塗装業界では悪徳業者と呼ばれる会社も残念ながら存在してしまっております。塗装業者は資格や許可がなくても営業できますが、これから工事をお考えの方は、その業者がどんな資格を有していて、建設業許可を取得している業者なのか確認しておくことをおすすめします。
例えば、一級塗装技能士という資格があります。この資格は年に一度行われ、7年の実務経験がなければ受験できない難易度の高い国家資格です。ベテランの職人でも難しいとされている資格なので、工事を依頼する業者に一級塗装技能士が在籍しているか確認してみてください。目安ではありますが、資格を所有している職人さんがいる会社の方が比較的に安心できると思われます。 -
保険加入を確認する
工事では様々なトラブルを予測し、臨機応変に対応する能力が必要です。しかし、どんなに気をつけていてもトラブルが発生してしまうことがあります。外壁塗装工事で注意しなければならないのは、足場の倒壊です。足場は工事をする建物を囲うように設置されますが、風のあおりを受けて倒壊すると隣接する家に接触して外壁などに損害を与えます。また、近隣の車を飛散した塗料で汚してしまう事故も起きています。
このようなトラブルは損害賠償が発生する可能性があり、万が一に備えて補償してくれる保険があります。工事はお施主様の他にも近隣の方のことも配慮して行うのが当然です。安全を保つために厳しく足場を管理し、飛散防止のためにメッシュシートを取り付けるなど万全な対策を行うため、事故が起きる可能性は低いですが、保険の加入は、想定されるトラブルに対して責任を持つ姿勢でもあり、保険に加入していない会社よりも信用できます。 -
契約書や保証書を確認する
見積書や契約書は、お施主様と約束した大事な決まり事です。お施主様と交わした約束を守るための重要な書類ですから、記載する内容はできるだけ具体的でなければなりません。塗装業界では職人さんが多いですから、重要な書類の記載が曖昧であることがあります。ですが、万が一トラブルになった場合、見積書や契約書に記載されている内容がとても重要となります。
また、保証に関しても目をお通しください。不具合がある場合、それを無償で対応するのが当然ではありますが、保証をうたわない業者の場合は、逃げてしまう可能性があります。補償範囲とどこから有償となるのか保証内容をよくご確認ください。 -
訪問販売業者とは契約しない
外壁塗装業者のトラブルは訪問販売業者であることが多いです。もちろんすべての訪問販売業者が悪いわけではありませんが、トラブル件数が多いというのも事実です。
訪問販売業者の特徴は、即決させるために「不安のあおり」や「根拠のない大幅な値引き」「嘘を言う」などが手口です。考える時間を与えずに契約してもらうことが魂胆なため、「今日契約してくれれば半額にします」といった甘い言葉はご注意ください。訪問販売は、契約から8日以内ならクーリングオフを利用できますが、余計なトラブルに遭わないためにも即決しないようにしてください。
“mu”
静岡県富士市、富士宮市、沼津市、裾野市、御殿場市で、塗装工事、屋根工事のことなら、富士宮塗装店へお気軽にご相談ください。