外壁塗装、屋根塗装のプラン、高いほどいいというのは本当か?
投稿日:2023.5.23 更新日:2023.9.13
「塗装工事の見積もりを依頼したら金額がみんなばらばら……」
なんでこんなことが起きてしまうのでしょうか?
そもそも塗装工事は一棟一棟建物の状態や仕様を踏まえて見積もりを算出します。
ですから、既製品のように定価というものはないのです。
できるだけ良い工事をしてもらいたい、誰もがそう思いますよね。
それなら安いプランよりも高いプランを選んだ方がいいのではないか……
そう考えるかもしれませんが、ちょっとお待ち下さい。
プランが高ければ希望通りの工事ができるというわけではありません(もちろん安ければ良いというものでもありません)。
これから塗装工事をお考えの方は、費用の仕組みを知り、将来のことも考えて長期的に計画を立てることが重要です。
本日は、希望通りのプランを決めるために重要なポイントとどうやってプランを選べばいいかをご紹介します!
【塗装工事の費用の仕組み】
塗装工事の費用を構成するのは大きく分けて以下の3つです。
・材料費
・施工費
・諸経費
塗装工事に定価がないのは、建物一棟一棟がどれも大きさ、立地、素材、劣化状況などが違うからです。
どの業者もそうだと思いますが、塗装工事の費用を出すときは、必ず建物の状態を診断してから必要な工事を検討します。
ですから、診断をせずに見積もりを出す業者は要注意です。
建物の状態を把握せずに出したプランは、必要ない余計な工事ばかり入っていて、本当に必要な工事は抜けているかもしれません。
富士宮塗装ではお客様から問い合わせをいただいた後に建物診断を行なっております。
診断後はお客様のご要望に沿って最適なプランをご提案いたします。
無料診断はこちらの「プロが見る無料診断」をご覧ください。
【同じプランでも高いのと安いのがあるのはなぜ?】
同じプランでも業者の違いで費用が変わります。
プランは同じなのに費用が変わってしまうのはどうしてか疑問ですよね。
金額が変わってしまうのは、材料の調達方法なども関係しますが、もう一つ注目していただきたいのが業者の経営形態です。
塗装工事を行なっている業者は「ハウスメーカー」や「リフォーム会社」「工務店」「塗装業者」などがあります。
これらの業者は「工事を下請に依頼している業者」と「自社施工店」があり、工事費用を安く提供できるのは「自社施工店」です。
工事を下請に依頼している業者は、お客様との間に下請け業者が入るため中間マージンが発生します。
同じプランでも業者の経営形態で費用が変わりますので、相見積もりを取るときはこれらのことも踏まえて検討しましょう。
自社施工店についてはこちらの「安さの秘密」をご覧ください。
【高いプランと安いプランの違い】
それでは本題です。
高いプランと安いプランがある時、どちらを選べばいいでしょうか。
そもそも高いプランと安いプランはどう違うのか見ていきましょう。
金額の違いが出てしまうのは以下の要素が影響しています。
・施工範囲が広い
・使用する塗料
塗装工事だと、費用が大きく変わるのは「使用する塗料」ではないでしょうか。
塗料はたくさん種類があり、グレードも様々です。
性能が高い塗料ほど金額も高くなる傾向ですから、高いプランはグレードの高い塗料で見積もっているからかもしれません。
ただし、グレードの高い塗料を選べば問題ないというわけではありません。
過剰な性能なら余計な費用が発生してしまいます。
建物との相性やどれくらい保ってほしいかを考えて塗料を選ぶことが大切です。
もしくは施工範囲が広いことも金額に違いがでます。
劣化が激しい場合は、修繕するところも多くなりますので、金額は高くなります。
また、塗装する箇所数やコーキング工事を含んでいるかなども金額が変わります。
当然ですが、工事のボリュームが大きくなるほど金額が変わります。
工事範囲を見極めるポイントは「本当に必要な工事なのか」ということです。
工事契約前は打ち合わせを行いますので「必要な工事なのか」「行なっておきたい工事なのか」を考え、業者から工事について具体的に説明をもらいましょう。
【塗装工事は将来のことも考えて長期的に計画することが大事です!】
外壁塗装や屋根塗装において、見積もりを取るとわかりますが、様々なプランが多く、お客様もわかりにくい部分も多分にあるかと思います。
富士宮塗装店では、ご提案の際、必ず確認するようにしているのは、
「向こう何年、こちらの住まいに住むのか?」
(こちらの住まいから引っ越す可能性はあるか?、建て直す可能性はあるのか?)
という点です。
例えば、
「あと、7、8年くらいしたら、お子さんも大きくなるし、結婚したら建て替えもあるかもしれない。」
「介護している祖父母の状況により、建て替える可能性はある」
などというご事情が可能性としてあるのであれば、必ずしも長期耐久性があるものが良いとは限りません。
逆に、お子さんも小さく、1回目の塗装のタイミングであれば、それこそ耐久性を重視したほうがいいのは明らかです。
(塗装も8年に1回やるのと、15年に1回やるのとでは、当然費用も変わります。
多少高くても、耐久性を重視した工事プランをお選びいただいたほうが、結果損もありません。)
(例えば、屋根も本当に耐久性を重視する場合は、当社は葺き替えかカバー工法をご提案することもあります。)
当社では、お客様の将来にことまで一緒に考えて、それぞれのプランの長所短所をしっかりとご説明します。
ただ、相見積りの時、安すぎるプランにはご注意下さい。
いろいろと落とし穴もありますので・・・。
外壁塗装、屋根塗装のことなら、富士宮塗装店へお気軽にご相談下さい。
“mu”
静岡県富士市、富士宮市、沼津市、裾野市、御殿場市で、塗装工事、屋根工事のことなら、富士宮塗装店へお気軽にご相談ください。