外壁がひび割れていたらどうすればいい?放置はハイリスク!対処方法を解説

外壁がひび割れていたらどうすればいい?放置はハイリスク!対処方法を解説

投稿日:2025.3.31

ふと外壁を見たらひび割れていた・・・

 

ぼろっと外壁が落ちているのならともかく、ひび割れくらいなら大丈夫かも、と放っておいてしまうと、後々大変なことになるかもしれません。外壁は建物の強度に関わる大事な構造体です。

 

放っておいても決して改善することはなく、年月が経つにつれば被害を大きくさせていきます。もし、外壁がひび割れているのを見つけたら早めに対処することをおすすめします。

 

こちらでは外壁のひび割れを放置するリスクや対処方法などを解説させていただきます。

 

外壁を見たらひび割れていた!?どんな原因がある?

外壁がひび割れていたらどうすればいい?放置はハイリスク!対処方法を解説

見た感じ頑丈そうに見えるけど・・・

そもそも外壁にひびが入ってしまうのか、疑問ですよね?

こちらでは外壁がひび割れてしまう原因をお伝えします。

 

経年劣化

最も影響しているのは経年劣化です。外壁は雨や風、地震、車の振動など様々な衝撃を長年受け続け、太陽の熱にもさらされている状態です。年数が経てばその分だけ状態が悪くなってきます。

 

太陽からの熱は外壁を膨張と収縮を繰り返させ、次第にひび割れを起こしやすくなります。外壁を保護している塗装の劣化は、ひび割れを発生させる最大の要因です。

 

地震などの衝撃

衝撃というとまっさきに浮かぶのが地震です。外壁は地震の揺れに抵抗しますが、その衝撃に耐えきれずにひび割れてしまうことがあります。

 

また、衝撃は地震だけでなく、車や電車が通ったときにも受けます。とくに道路沿いにある建物は頻繁に振動を受けているため、外壁がひび割れやすい傾向にあります。

 

施工不良

外壁がひび割れてしまうのは施工不良でも発生します。よく挙げられる原因は、モルタル外壁など湿式工法では材料の混合や塗り厚、養生など施工方法が不適切塗装では塗料の希釈や乾燥不足、塗布量、塗料同士の相性などの誤りなどがあります。どちらも施工方法が間違っていることで問題が発生します。

 

外壁がひび割れているのを放置するのはハイリスク!

外壁がひび割れていたらどうすればいい?放置はハイリスク!対処方法を解説

外壁は建物を形づくる柱や土台、梁などを覆うためだけにあるものではありません。建物に受ける衝撃を緩和させたり、延焼を防いだりする役割もあります。

 

外壁がひび割れている状態とは、外壁の性能が低下して、本来果たさなければならない役割を十分に発揮できない状態と言えます。とくに衝撃に対して脆くなっているため、耐震性の低下をまねき、外壁の崩落雨漏りなどの甚大な被害に発展する可能性があります。

 

つまり、外壁がひび割れているのを放置するのはハイリスクなのです。

 

劣化症状についてはこちらの「こんな症状には要注意」をご覧ください。

 

外壁がひび割れているのを見つけたら早めに対処を!補修方法について

外壁がひび割れていたらどうすればいい?放置はハイリスク!対処方法を解説

外壁のひび割れは建物の強度に関わり、地震に弱くなってしまいます。

被害が拡大するほど修理費や工事にかかる日数も負担が大きくなってしまうため、ひび割れを見つけたら被害が大きくなる前に対処していただくのが理想です。

 

外壁のひび割れを補修する方法は、症状によって対応が変わります。

こちらでは症状別に補修方法をご紹介します。

 

ヘアークラックを補修する方法

ひび割れを専門用語でクラックといいます。軽微なクラックはヘアークラックと呼ばれており、これはクラック幅0.3mm未満、深さ4mm未満のクラックです。

 

ヘアークラックなら塗膜内でひびがとどまっている状態なため、プライマーやシーリングなどで簡単に補修できます。ヘアークラックは塗膜劣化の後期に当たる症状です。もし見つけたらこれ以上劣化が進行しないように外壁塗装をご検討ください。

 

富士宮塗装店は外壁塗装も承っております。

詳しくはこちらの「外壁塗装」をご覧ください。

 

構造クラックを補修する方法

ヘアークラックからさらに劣化が進行すると構造クラックに発展します。構造クラックはクラック幅0.3mm以上、深さ4mm以上のクラックです。外壁内部まで被害が及んでいるため、クラックが発生している底部から補修しないと改善になりません。

 

Vカットなど外壁をはつる必要があり、その後にシーリングやエポキシ樹脂、モルタルなどを充填し、仕上げに塗装を行います。モルタル外壁だと模様が欠損しているためパターン付けも行います。

 

外壁が崩落していた場合の対処方法

症状が進行して外壁が崩落した場合は、外壁そのものを直す必要があります。部分的な範囲で改善できる場合は、損傷を受けている範囲を解体し、下地からやり直して新しく外壁を設けます。

 

モルタル外壁はサイディングのような既製品とは違い、限定的な範囲で柔軟に補修を行えます。ただし、模様が壊れているためパターン付けは必要です。

 

窯業系サイディングはサイズが決まっており、納まり(仕上がり具合)によっては損傷を受けている範囲を超えて外壁を新しくしなければならないことがあります。外壁を一階から二階まで一面張り替えるケースもあるため、補修範囲によってはカバー工法や外壁の張り替えも選択肢の一つです。

 

カバー工法についてはこちらの「外壁カバー工法(重ね張り)とはどんな工事?メリット・デメリットをご紹介」をご覧ください。

 

外壁のひび割れが原因で起こる雨漏りの対処方法

もし、外壁のひび割れが原因して雨漏りしている場合は、雨漏りを止めることが最優先になります。原因は多岐にわたり、症状によって対処方法が変わります。

 

外壁内部は問題がなく、外側にある水の侵入口をふさぐだけで直る場合は、シーリングやプライマーだけで改善します。

 

問題なのは外壁内部に問題がある場合です。

防水紙の劣化が著しく、新しく張り直す必要がある場合は、外壁を解体する必要があります。

 

さらに構造体まで被害が及んでいると工事もかなりの規模になりますので、少しでも雨漏りを疑う症状がありましたら、早めにご相談ください。

 

雨漏りについてはこちらの「こんな症状が?屋根に登らなくてもわかる雨漏りのサイン」をご覧ください。

 

外壁の修繕なら富士宮塗装店におまかせください!

外壁がひび割れていたらどうすればいい?放置はハイリスク!対処方法を解説

外壁がひび割れているのを見つけたら、そのまま放っておくのではなく、早めに専門業者にご相談ください。ちょっとくらいなら・・・と期間をおいてしまうと、気づけば被害が拡大しているリスクがあります。

 

建物の強度にも関わり、雨漏りまで被害を発展させてしまうと修理が大変になります。工事にかかる費用の負担も大きくなってしまうため、外壁がひび割れているのを放置するのだけは、絶対にやめましょう。

 

富士宮塗装店は建物診断や見積もりを無料で行っております。お住まいの状態や必要な工事、長持ちさせるお手入れ方法など詳しくお伝えさせていただきます。お住まいのことでなにかお困りのことがありましたらお気軽にご相談ください。

 

無料診断はこちらの「プロが見る無料診断」をご覧ください。

 

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