部分足場とは?外装工事で使う足場の種類と活用シーンを解説

部分足場とは?外装工事で使う足場の種類と活用シーンを解説

投稿日:2026.10.31

外装工事を検討されている方から「足場は家全体に必要ですか?」というご質問をいただくこともあります。実は、工事の内容や範囲によっては、必要な箇所だけに設置する「部分足場」で対応できるケースがあります。部分足場は限定的な範囲で設置するため、通常の足場よりも工期短縮に繋がり、足場費も抑えることができます。

 

本記事では、外装工事に携わる専門業者の立場から、部分足場についてわかりやすく解説いたします。

 

現在の主流は「ビケ足場」

ビケ足場の特徴

部分足場とは?外装工事で使う足場の種類と活用シーンを解説

ビケ足場とは、「くさび緊結式足場」の通称です。支柱に設けられた緊結部に横材をハンマーで打ち込んで固定する仕組みで、国内の外装工事では現在もっとも多く使われています。特徴は、部材が規格化されており、組立てや解体が早い点です。緊結部が楔状になっているため、単管よりも頑丈で揺れにくい構造です。

 

ボルトやクランプで締め付ける作業が少ないため、工期の短縮につながります。また、手すりや幅木などの安全部材を標準で取り付けられるため、作業員の墜落防止にも優れています。足場の幅や高さも規格で決まっているため、見積もりの精度が高く、追加費用が発生しにくいことも安心材料です。

 

単管足場との違い

部分足場とは?外装工事で使う足場の種類と活用シーンを解説

単管足場は、直径48.6mmの鋼管をクランプ(金具)で連結して組み立てる足場です。自由度が高く、複雑な形状の建物や狭小地にも対応できる利点があります。一方で、クランプの締め付けを一箇所ずつ行うため、組立てに時間がかかり、職人の技量によって仕上がりに差が出やすい面があります。

 

ビケ足場は規格品を組み合わせるため品質が安定しやすく、安全性・作業効率の両面で優れています。そのため、現在の一般住宅の外装工事ではビケ足場が主流となり、単管足場は細かな調整が必要な箇所に併用されることが多くなっています。

 

部分足場とは?

部分足場とは?外装工事で使う足場の種類と活用シーンを解説

部分足場とは、建物全体ではなく、工事を行う箇所だけに限定して設置する足場のことです。たとえば「南面の外壁だけ」「2階のベランダ周りだけ」など、必要な範囲に絞って組み立てます。ビケ足場や単管足場を使い、設置範囲を限定することで対応します。

 

部分足場を用いるケース

部分足場とは?外装工事で使う足場の種類と活用シーンを解説

部分足場は、次のような工事で活用されます。

 

・外壁の一部の補修やひび割れ(クラック)の補修

・雨樋の交換や部分的な修理

・軒天や破風板の補修

・屋根の一部の補修や屋根板金の交換

・看板や設備機器の取り付け

 

いずれも作業範囲が限られているため、全体に足場を組む必要がありません。また、隣家との距離が近く、全体足場の設置が難しい場合にも有効です。

 

部分足場のメリット

部分足場とは?外装工事で使う足場の種類と活用シーンを解説

最大のメリットは、費用を抑えられることです。足場費用は設置する面積に応じて決まるため、範囲が狭ければ、その分だけ負担が軽くなります。また、組立てと解体が短時間で済むため、工期の短縮にもつながります。

 

足場の設置による騒音や、お住まいの方への影響も最小限に抑えられます。さらに、足場を組まない面は通常どおり出入りできるため、日常生活への影響が少ないという点もあります。

 

足場は設置ごとに費用がかかります。高所作業を伴う工事はまとめて行っておくと足場の有効活用になり、コストの節約につながります。足場代の節約については以下の記事でご紹介しておりますので、良ければこちらもご覧ください。

 

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部分足場のデメリット

部分足場とは?外装工事で使う足場の種類と活用シーンを解説

注意したいのは「足場の管理」です。部分足場はコの字型など不安定な形状になります。風にあおられて足場が倒壊するリスクや、揺れが大きく、作業への安全性が著しく落ちる危険性があります。

 

部分足場を設ける場合は、まず強固に設置できる職人の技量が必須であり、設置後も天候など状況に応じて厳格に現場管理できる業者であることが不可欠です。

 

富士宮塗装店は地域密着 自社施工店です。状況に応じて臨機応変に動けますので、万が一の場合もご安心ください!

 

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まとめ

部分足場とは?外装工事で使う足場の種類と活用シーンを解説

部分足場は、補修範囲が限られている場合に有効です。手を加えない範囲を除外することで、足場の部材点数が減り、費用と工期を抑えられます。一方で、コの字型などの不安定な形状になり、強風による倒壊や揺れによる作業性の低下といったリスクがあるため、設置する職人の技量と、天候に応じた厳格な現場管理が求められます。

 

部分足場を設置する場合は、通常の足場よりも強固に組み上げることができることと、厳格な現場管理が必須なため、業者は費用の安さだけで判断せずに、適切な施工と迅速な対応ができる業者にご依頼ください。

 

富士宮塗装店では、現地調査を行ったうえで、建物の状態や周辺環境を踏まえ、安全性を第一に最適な足場をご提案します。建物診断や見積もりは無料で実施しております。お住まいのことで何かお困りのことがありましたらお気軽にご相談ください。お客様のご期待に応える高品質な工事をご提供いたします!

 

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