外壁工事はどんな種類がある?いつ検討すればいいかも解説します!

外壁工事はどんな種類がある?いつ検討すればいいかも解説します!

投稿日:2025.6.29  更新日:2025.6.30

外壁工事と一口で言ってもたくさんの工事があります。

もちろん、建物に現れた症状や築年数に合わせて適した工事をしていかなければなりません。

 

ここで気をつけていただきたいのが、過剰な工事になっていないかです。

業者が提案する工事がかならずしも正しいとはかぎりません。

お施主様ご自身でも「本当に必要な工事なのか」をよく見極めていく必要があります。

 

そこで本記事では、外壁工事の種類といつ工事を検討すればいいかポイントについて解説いたします!

 

外壁工事の種類と検討時期のポイント

外壁工事① 外壁塗装

外壁工事はどんな種類がある?いつ検討すればいいかも解説します!

外壁工事の中で最初に行っていただくメンテナンスが外壁塗装です。

外壁塗装をする目的は「屋外環境による劣化の抑制」「建物の美観性の保持」「機能性の付加」などです。

 

色褪せやチョーキング、汚れの目立ち、苔やカビの発生など外観に症状が現れましたら塗装が劣化しているサインとなりますので、塗り替えをご検討ください。

 

外壁塗装についてはこちらの「外壁塗装工事の理想的な塗替え周期」もご参考にしてください。

 

外壁工事② コーキング工事(シーリング工事)

外壁工事はどんな種類がある?いつ検討すればいいかも解説します!

コーキングとは建物に生じる隙間を塞ぐために充填する防水剤の一つです。

シーリングとも呼び、外壁の目地(サイディングやALCなど)、開口部(窓、玄関など)、部材の継ぎ目や取り合い部(ベランダ笠木、破風板、軒天井取り合いなど)などに打設されています。

 

コーキングは太陽の紫外線などが原因で劣化してきます。

ひび割れや縮み、変色などの症状が出てきたら打ち直すタイミングです。

 

窓まわりは雨漏りの原因となりますので、そのまま放っておかないようにしましょう。

コーキング工事は外壁塗装と作業が重なり、足場も必要な工事のため、塗装と一緒に行うのが一般的です。

 

コーキング工事についてはこちらの「下地調整の重要なポイント【前編】 コーキング処理・ひび割れ、クラック補修(外壁)」をご覧ください。

 

外壁工事③ 外壁張り替え

外壁工事はどんな種類がある?いつ検討すればいいかも解説します!

築年数が20年を超えたあたりからご検討していただくのが、外壁張り替え工事です。

ご検討していただく理由は、外壁内部の防水紙が劣化してくる時期だからです。

 

外壁が正常に見えても目視できない内部では劣化が進んでいる可能性があります。

防水紙が寿命にきていると水が染み込んで雨漏りを引き起こします。

 

目視だけで判断できませんので、工事をご検討する際はかならず専門業者に状態を見てもらいましょう

築年数の経過の他に外壁の欠損が激しい、雨漏りがあるなども外壁張り替え工事をご検討ください

 

外壁工事④ 外壁重ね張り(カバー工法)

外壁工事はどんな種類がある?いつ検討すればいいかも解説します!

既存外壁をそのままに、防水紙を新しく覆い、そこに新規で外壁材を張る工法「外壁重ね張り」または「カバー工法」といいます。

外壁の解体がないため、張り替えるよりもコストを抑えて外壁を新しくできます。

 

工事をご検討していただくタイミングは、前述した張り替え工事と同様です。

ただし、外壁重ね張り工事をご検討する際は、元々の外壁材が残る工事なため、

 

外壁重ね張り工事についてはこちらの記事でご紹介しております。

 

外壁カバー工法(重ね張り)とはどんな工事?メリット・デメリットをご紹介

 

外壁カバー工法(重ね張り)の施工の流れと耐久性を高める通気構法について

 

外壁と関わる工事

外壁工事はどんな種類がある?いつ検討すればいいかも解説します!

次は外壁と関わる工事をご紹介いたします。

建物の状況など必要に応じて行う工事と想定しない緊急な工事があります。

雨漏りはとくに緊急性が高いため、疑わしい症状がありましたら早急な対応を行いください。

 

窓の交換

窓を新しく交換することも可能です。

現在ではリフォーム対応に幅が広がり、外壁を解体しなくても窓を新しくできるカバー工法があります。

カバー工法では現在の窓の内側に設置するため、サイズが少し小さくなることだけご注意ください。

 

もしサイズを変更せずに窓を交換する場合は外壁を解体する必要があります。

外壁の納まり方(仕上げ方)によって張り替える範囲が変わり、どうしても部分的な張り替えだと見切り材を挟むなど見栄えに違いが出てきます。

 

窓は雨漏りの原因となりやすい場所なため、もし雨漏りがある場合はカバー工法ではなく、外壁を解体して一から窓の雨仕舞い(水の侵入を防ぐ処置のこと)できる方法で交換することをおすすめします。

 

外壁補修

クラックや飛来物などの衝撃による破損などがある場合は外壁補修を行いください。

症状の程度によって工事規模が変わり、軽症ならコーキングやプライマー、フィラーなど簡易的に補修できます

損傷が激しい場合は外壁材を部分的に張り替えるか、全体を張り替える工事をご検討ください。

 

外壁が損傷した場合に気をつける点は、防水紙が露出することで雨漏りのリスクが高まることです。

防水紙が傷つくと水がさらに奥へと流れてきてしまうため、損傷が激しい場合は早めの対応をおすすめします。

 

雨漏り工事

外壁からの雨漏りも多く発生しております。

原因は多岐に渡り、一概に一つに絞ることはできません。

挙げられることは、外壁のクラック、防水紙の寿命、雨仕舞い板金の腐食、コーキングの劣化などです。

 

雨漏りは柱や土台、梁などの建物の骨格といえる構造体が濡れてしまい、耐震性など建物を保つために必要な機能性を著しく低下させる恐れがあります。

 

対処が早いほど被害を最小限に抑えることができますので、少しでも疑わしい症状がありましたら早めにご相談ください。

 

雨漏りについてはこちらの「こんな症状が?屋根に登らなくてもわかる雨漏りのサイン」をご覧ください。

 

まとめ|外壁工事なら富士宮塗装店におまかせください!

外壁工事はどんな種類がある?いつ検討すればいいかも解説します!

ここまで外壁工事の種類や工事をご検討していただく時期についてお話しさせていただきました。

外壁も建物にとって重要な構造体です。

普段、お家の中で快適に過ごせるのも外壁が正常だからです。

外壁は状態に応じて定期的なメンテナンスを行うことで長期に渡って維持できます。

 

当店では現状の工事だけでなく、数年後、十数年後のことも考慮して工事をご計画、ご提案いたします。

お客様とご一緒になって大事なお住まいのメンテナンス計画を考えさせていただきますので、お住まいのことでお困りごとがありましたらぜひ当店におまかせください。

 

建物診断や見積もりは無料で行っております。

詳しくはこちらの「プロが見る無料診断」をご覧ください。

 

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