ご自宅の壁はどんな素材ですか?

ご自宅の壁はどんな素材ですか?

投稿日:2018.11.14  更新日:2024.3.27

ご自宅の壁はどんな壁?

新築戸建住宅の外壁材
材料別構成比

出典 : 日本窯業外装材協会、
日本サッシ協会 H29

外壁材には「モルタル」「窯業系サイディング」「金属サイディング」「木質系サイディング」「ALC」など様々な種類があります。数ある外壁材の中で、現在では窯業系サイディングが7〜8割ほど採用されています。

 

サイディングは前述した金属系や木質系などがありますが、豊富なデザインと幅広い価格帯が用意されていることから窯業系が人気です。工場で成形されたボード型の外壁材のことをサイディングと呼んでいます。

 

サイディングは、モルタルのように現場で材料をつくるのとは違い完成品が届きますので、現場では簡単な加工だけで済み施工が容易なことが特徴です。サイディングは隣り合う外壁材同士が干渉しないように目地を設けています。目地には水が入らないようにシーリングを充填しており、定期的に打ち替えが必要です。

窯業サイディング

窯業サイディング

窯業系はセメントと繊維質が原料です。豊富なデザインと耐衝撃性、耐火性に優れています。戸建て住宅の外壁材に最も採用されるサイディングです。

要注意症状
コーキングのヒビ割れ、チョーキング、色あせ、藻やカビ、汚れの付着、クラック、割れや反り等

タイル・石積調
サイディング

タイル・石積サイディング

レンガ調やタイル調など柄が施された窯業系サイディングの一種。多色仕上げとなっているため塗り替え時は、クリヤー塗料や多色仕上げでの塗装をおすすめします。

要注意症状
コーキングのヒビ割れ、チョーキング、色あせ、藻やカビ、汚れの付着、クラック、割れや反り等

⾦属系サイディング

金属系サイディング

「亜鉛メッキ(トタン)」「ガルバリウム」「アルミ」「ステンレス」などがあり、現在はガルバリウム鋼板が主流です。錆に強く、軽量で耐震性に優れています。

要注意症状
打痕や擦り傷による損傷、メッキ層の剥がれ、再塗装等

窯業系サイディングは他にも
木質系サイディング、
樹脂系サイディングなど、
様々な種類があります。
お住まいの外壁材の種類がご不明な場合は、お気軽にご相談ください。

ALC
(軽量気泡コンクリート)

ALC

軽量気泡コンクリートとも呼ばれており、コンクリートの欠点である重さを改善、軽量かつ耐火性に優れています。ALCは旭化成のヘーベルハウスによく採用されています。

要注意症状
ひび割れ、チョーキング、塗膜の剥離、色あせ、藻やカビ、クラック等

RC
(鉄筋コンクリート)

鉄筋コンクリート

コンクリートと鉄筋を組み合わせた構造を持ちます。打ちっぱなしとも呼ばれ、外壁面に撥水剤や仕上げ剤を塗布することもあります。

要注意症状
ひび割れ、チョーキング、塗膜の剥離、色あせ、藻やカビ、爆裂等

モルタル

モルタル

セメントと水、砂を混合した外壁材。1980年代までは主流でした。左官職人の手で外壁を仕上げ、コテ塗りやスタッコなど意匠性の高い唯一無二の仕上げができます。

要注意症状
コーキングのヒビ割れ、チョーキング、色あせ、藻やカビ、クラック等

外壁塗装ではまだまだモルタル外壁のお家のご依頼も多いです。

サイディングよりも塗料を多く必要でして、作業も時間がかかるケースがあります。

レンガ

レンガ

レンガは100年以上の耐久性があるとされていますが、実際のところはレンガ欠けたり、色褪せが発生します。窓の納まりも雨漏りに注意する必要があります。塗装は風合いを考慮してクリヤー塗料を使います。

タイル

タイル

タイルは豊富なデザインとカラーバリエーションが揃っています。耐久性が高く、基本的に塗装不要ですが、白樺現象を防ぐために保護剤を塗布することがあります。タイルは経年劣化で剥落する恐れがあり、定期的に点検の実施が必要です。

漆喰

漆喰

漆喰は、消石灰を原料とする塗り材。外壁の他にも屋根や内壁にも使用されています。強力な分解作用があり、カビやコケ、汚れにも強い特徴があります。

見た目はレンガ調、タイル調でも、
窯業系サイディングであるケースも多々あります。
ご自宅の壁が何を使っているのか、
新築の際にご案内を受けていれば
間違いありませんが、
実際は現地にてご確認させていただいたほうが確実です。

外壁工事なら富士宮塗装店におまかせください!

外壁材は建物の主要な構造体の一つです。経年劣化により美観性の低下もありますが、クラックや外壁の剥落など構造に関わる損傷は早めに手を打っておかなければなりません。


外壁塗装は10年(2回目以降は塗料の耐用年数を目安)、外壁材の張り替えは20年以降が外壁材のメンテナンススケジュールとなっています。


外壁材の種類でも耐用年数や劣化の進行具合が変わります。ご自宅にどんな外壁材が使われているか分からない場合、富士宮塗装店では建物診断を実施しておりますので、お気軽にご相談ください。


建物診断や見積もりは無料で行っております。診断後はお客様のご要望に沿って最適な工事プランのご提案やお手入れ方法、今後のメンテナンスについてなどを丁寧にご説明させていただきます。


工事保証やアフターサポートも充実させておりますので、お住まいのことでなにかお困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。

 

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静岡県富士市、富士宮市、沼津市、裾野市、御殿場市で、塗装工事、屋根工事のことなら、富士宮塗装店へお気軽にご相談ください。

 

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